MOTUL300V2(スクエア)を1年間使用してみての感想
300V2を使用した経緯
2018.3月開催の大阪MCSで公開されてました!!
『MOTUL300V2(スクエア)』が発売されると告知があったのですw
以下、代理店のHPのニュースリリース
https://www.motul.com/jp/ja/news/products-innovation/300v-factory-line-10w50
モーターサイクルショーの会場でMOTULブースで写真をもらったり、上記新商品の話を聞いたり(たぶん気がする)の中で面白そうだなって思ったので!!
4月に入ってオイル交換の際に仕入れできるか問い合わせをしてみたり(あと同日に見たFORMAのレーシングブーツも注文できるかの確認した気がする)|ω・)
後日、連絡がありました!
『代理店からダース売りのみの対応になるからお試しで入れてみることになった』
と、この時点では中の人のみが使用しそうだったのでボトルキープ扱いで(他のお客さんも試したいと出てくるかもしれないので店頭には並んでた)w
たぶん実際に使用したのは中の人のみだった気がしますがwww
※中の人結構無茶なご依頼をしてます(自覚アリ)
実際に使ってみてどうだったの?
以前から販売されているモデルは使ったことがあるのか?
これについてはあります!!(こちらも約1年以上使用していました)
期間としては、2016年後半ぐらいからでしょうか?
その前に1度だけレプソルのオイル(5w-40)も使用したことがありましたw
こちらは『アクセルを開度に対してヌメっとしてるけど、回りが速い(というか全体的な感想(クラッチの繋がりとか)がヌメっとしてる)』ように感じました
※個人的感想
『MOTUL300V(10w-40)』はどうだったのか?
https://www.motul.com/jp/ja/products/300v-factory-line-road-racing-10w40
『アクセル開度に対してガツガツしていて、速度それに付いていく(クラッチの繋がり方も含めて)』
シフトフィーリングなんかも3,000㎞ぐらいはほぼ変わらずで扱えていたと思いますw
まあ、長時間の渋滞の中にいるとかだと熱ダレしてるかのようなフィーリングになってた気がしますが・・・
※個人的感想
さて、真打はどうだった?
『MOTUL300V2(10w-50)』はというと
まず、若干粘度が上がっていることから耐熱方向の性能が変わってることがわかります
300Vをベースに様々なステージ(オンロード/オフロードの両方)に対応した1本になっているようです!!
上位互換??ということもあって、メーカーとしての印象としては300Vとほぼ同じに感じましたねw
こちらの方が、(もっと回せと)急かされている印象はありましたね~
急かされている印象というのも大排気量だと街中等で高回転域を使う機会まで行かないというのもありますが・・・(逆に高回転で回しやすい125なんかだとすべての恩恵を受けるんじゃないかな??)
ただそれ以外での恩恵は受けますが・・・バイク自体が金属製品ですので構造・機能維持では・・・
シフトフィールについては、ほぼ同一条件でも全くと言っていいほど変わることはなかったですね(すごく硬さを維持してくる)
※個人的感想
データ的にどうだったのか?
一般公道で使用しているので、完全に同一条件となることはないのであくまで参考程度に!!
データの対象期間としては
300V → 『2017.06.30~2018.07.16』
300V2 → 『2018.07.16~2019.07.08(時点※)』
※実際の総距離を揃えるため
300V 300V2
総距離 13,575.0㎞ 13,413.9㎞
平均距離 377.1㎞ 248.4㎞
総給油量 642.8ℓ 676.5ℓ
平均給油量 17.9ℓ 12.5ℓ
平均燃費 20.5㎞/ℓ 20.3㎞/ℓ
となっていました!!
データを提示しておいて言うのもなんですが・・・300Vの方は車検期間があったり、人間が死んでた(人間としては生きてる・・・でもただバイクに乗れる身体ではなかった・・・)期間が約3か月ほどが含まれるので、総数として少ないので平均距離・給油量についてはあまり参考にならないです・・・
と言ったものの2019年度も前後サス変更の諸事情(乗ってる期間が約3か月)があるので似たようなもの??かな??
距離はそんなに変わらないですが、給油量が明らかに増えているのがわかります!(約34ℓ)
平均燃費を出すと0.2㎞/ℓと誤差の範囲ですね・・・
では、個別に走行距離が近いデータを抽出してみましょう!!
2018.07.02(300V)
走行メモ・和歌山→大分(自走)→福岡→大分→大阪(船)→和歌山
総距離 1,315.2㎞
給油量 58.82ℓ
燃 費 22.4㎞/ℓ
2019.06.01(300V2)
走行メモ・和歌山→静岡(十国峠)→和歌山→東大阪(車中)→和歌山
総距離 1,334.2㎞
給油量 71.54ℓ
燃 費 18.6㎞/ℓ
がもっと近いデータになります(`・ω・´)ゞ
給油量が『12.72ℓ』、燃費が『▲3.8㎞/ℓ』となりました!!
どちらも高速道路がメインでの走行ではありますが、約4㎞/ℓ(約20%落ち)も差が付いてます・・・
メーカーとしてのオイルの印象は一緒でも粘度10の違いはそれだけエンジン内部での循環にも影響しているということなのでしょうか???
その分内部での保護作用は高いとも言えるのではないでしょうか??
まとめ
大排気量(600より上)のクラスでサーキット走行をメインに使う場合や中の人みたいに長距離メイン+渋滞の中で長時間待機をすることを苦に思っていない方が長く愛車と付き合いたい、シフトフィール等の変化を最小限に抑えたいであればオススメできるかと思います!
本文中にも触れてるように小排気量帯(50~250)を一般道の流れに乗った時の回転数が一番おいしい領域だと思うので、この排気量帯の方も『長く愛車と付き合っていきたい!』と考えている場合は検討してみてもイイかと思います!
『金額が~』と思う方もいると思います!
それに関してはメーカー希望価格的に『1ℓ当たり¥300ほど』と大きくもなく少なくもなく??(イヤ・・・交換すれば大きいか・・・3ℓ入れて¥900ほどだもんな・・・)
この差に関しては、性能UPはもちろんオンロードのみかオフロードも行けるかの違いではあると思うのでどう取られるかだと思います・・・
小まめに交換されている場合は損得言い難い部分もありますが、『そんなに頻繁にすぐには変えないよ』って方であれば中長期的には割安なのかも知れませんね
(個人的見解)